配信公演「空箱」創作記録⑥
本日も交信を続けます。
出来事
今日は音響さんの作業室で録音と劇場の小屋打ち合わせを終えました。
そして小屋打ち後に照明さんと諸々の打ち合わせ。本番が迫ることを実感します。
①音響さんの作業室。
収録した音声をその場で加工していただき、声が柔らかくなったり、ロボっぽくなったり。その場で演出をつけて頂ける事に驚きました。調合して組み合わせて効果を生み出す。なんだか魔法使いみたいだなと思いました。
音響さんの作業部屋を訪れるのは初めてで、音響機材、収録機器、スピーカーなどのメカから、レコード、CD、教材まで。聞けば、毎年の音響賞を取った映画作品まで。わかりやすく整頓された部屋は、魔導士の研究室みたいに思えました。
収録も順調に進み、また作品が完成に近づきました。
おすすめの大好きな映画が「ウォーリー」だそうで。最初の数十分は台詞はなく機械音や環境音で進む世界が痺れるそうです。公演後に改めて観たい!
本日はありがとうございました!
今回は配信という事もあり、音響さんの収音のこだわりはとても強いです。
本番をスマートフォンでご覧になられる方は、イヤホンを推奨致します◎
余談
ハコボレ俳優の大形の声は良いなあと改めて。日本ナレーション演技研究所で学んだ彼は言葉を丁寧に投げる。ただ、丁寧さや学んだ癖が単調に聞こえることがある。話し合いを重ねる中で、技術的な提案よりも、情景や役の背景についての説明を促す方が、彼にとって発見があるようだ。
今後も大形駿也の役者としての生態について、学んでいこう。
それではまた明日!
本日も一日、お疲れ様でした。
また聞いてみてください。