PV製作のこぼれ話
おはようございます。
年があけて二日目。いかがお過ごしでしょうか。
この時期はやけにテレビ番組が賑やかだそうで。
皆さんはお正月はどんな番組を見られますかね。
さて、今回はハコボレ初のPV製作のこぼれ話。
まずはこちらをご覧ください。
撮影/編集 矢倉明莉
音楽 トクナガノブユキ(AOI MOMENT)
ご視聴ありがとうございます。
今回はPV製作に関わる上記二人のご紹介です。
矢倉明莉(やぐら あかり)
東住吉高校芸能文化科卒。立命館大学映像学部 脚本/監督/映像制作
監督作品の『御都合主義者たち』が第13回TOHOシネマズ学生映画祭で準グランプリとROBOT賞の二冠を授与されている。注目の若手女性性が監督だ。今回の『はこづめ』大阪公演の映像記録、編集、PV製作を担当している。
【写真:「御都合主義者たち」より。左、鈴木達也 右、前田隆成】
矢倉との出会いは高校の時から。他にもハコボレに関わるメンバーで言えば、総合デザインの馬詰、小説の九九囲。そして私、前田。この四人は東住吉高校 芸能文化科20期の同級生だ。高校を離れて別々の道で活動していた彼、彼女らに声をかけて、ハコボレに関わってもらった。しかし在学中はそれぞれが特別に仲が良かったわけではない。専門的な分野に特化した高校だったので皆一様に何かに没頭していた。私も演劇部に没頭していたので、クラスに友人は少ないのだ。
それでも今や馬詰は構成員の一人に。九九は前回公演より小説を書き続けてくれる。矢倉も今後もPV製作やハコボレとしての映画製作をお願いする大切な一人だ。
大阪公演で鈴木達也と出会えたのも彼女の作品で彼と共演したからである。
そんな矢倉明莉監督の作品に前回に続き出演している。彼女の作品の異常な設定と恐ろしい程の自由さが詰まった新作の『キリング・マイ・タイム』は現在製作中だ。
昨年公開された映画『斬、』の英題が『Killing』因果を感じてなりませんが、完成が私も楽しみです。矢倉も東京公演にカメラを持って記録しに来てくれます。
そして今回はもう一人のご紹介。
トクナガ ノブユキ(AOIMOMENT)
関西発のスリーピースロックバンドAOIMOMENTのボーカル。ハコボレの前回公演『ハコがまゑ』から音楽を公演の主題歌を書き下ろしてくれている。今回の『はこづめ』では主題歌「サイハテより」と他に2曲を書き下ろし。
トクナガさんとの出会いは二年前。前回公演の『ハコがまゑ』の出演者の木村聡太の紹介で繋いでもらいました。一緒にライブハウスに聞きに行ってご挨拶をして。
実は私、この時までライブハウスに行った事がありませんでした。生音で聞く演奏は衝撃的で、初めて聞いたのがトクナガさんのバンドで良かったと思います。
私もトクナガさんも演劇の音楽を創るのは初の試みでした。しかし話していくうちにトクナガさんが学生時代に演劇部に出入りしていたことや、好きなアーティストが同じだったりと互いの周波数は合っている気がしました。
オーダーメイドの音楽。私の秒数を指定して何秒からサビの盛り上がりが欲しいといった細かい具体的な注文から、色や風景を表して欲しいという抽象的な注文まで幅広く対応してくれる。今となってはハコボレの世界観を構築する為には無くてはならない存在です。
最近ではバンドメンバーの皆さんとも交流が増えてきて、私もライブに通っています。ゆくゆくはバンドの皆さんに生演奏で舞台に出演してもらいたいと、手帳に書きこんでいます。演劇×音楽。共に舞台に立った時のセッションや化学反応を私が観てみたい。今後も共に切磋琢磨していく、仲間でありライバルのような存在です。
その始まりとして、2019年はAOIMOMENTさんと共同でバンドのPV製作にも挑戦したいと考えています。映像の撮影は矢倉にお願いしようか。衣装はハコボレの高橋に製作をしてもらって、私が構成を考えれたらなど。なんとも夢が広がって、胸を躍らせてしまいます。
そんな夢を現実にするために、まずは2019年の第一歩。
『はこづめ』の東京公演の成功を目指して進みます。
トクナガさんの主題歌を是非劇場でお聴きください。
本日ご紹介しました、このお二人に
何か製作の相談事が御座いましたら、
お気軽にハコボレまでご連絡くださいませ。
hacobore@gmail.com
それではまた明日。
明日の記事は舞台美術のお話。
前田ガレージ製作所について。