「はこがみ」劇場チラシのこぼれ話
本日は劇場チラシのこぼれ話を。
「手元に残したくなる」を目指して
デザイナーの馬詰峻の劇場チラシ第4弾です。旗揚げ公演からずっと一緒に考えて製作する公演チラシ。今回も折り畳むとブックカバーに変形します。ハコボレといえばこのブックカバーのチラシだ!と思ってもらえると嬉しいですね。
表紙に意味と遊びを
劇場チラシは馬詰が脚本を読んだ後にデザインをします。私から「風刺画」をテーマにお願いしたら、この作品が上がってきました。
表紙は何を風刺しているのか、実は下部のキャラクターにも意味があるのでは?と何か想像して舞台を覗く楽しさもあるかも知れません。
馬詰の描くキャラクターも回を重ねるうちに唯一無二の存在になってきています。可愛いですよね。
裏面「謎解き」の要素を加えて。
今回特に力を入れてもらったのがこの裏面。小学生の頃とかに流行りませんでしたか?病院の待合室とかにも置いてませんでしたか?「探す」系の絵本。私はあれが大好きでした。今回はその「探す」謎解き要素を追加しています。表面にいる小さな7人が裏面のどこかにいます。どうぞ探してみてください。そして隅々にいる細かいキャラクターも可愛がってもらえると幸いです。
馬詰と今後も大人から子どもまで楽しめるようなデザインになればいいなと話していました。劇場に来たときに客席で探している姿を想像してワクワクしております。
裏面を使用して頂くのも私はおススメです。街中でこのカバーを掛けた人と出会うのが私の夢でもあります。
この公演チラシは現在、SPACE9、近鉄アート館、一心寺シアター俱楽など各劇場に置いています。どうぞお手に取ってくださいませ。
さて、舞台の本番も来週と迫りました。
皆さまと会えることを願っております。
http://ticket.corich.jp/apply/97981/005/
前田隆成