ハコボレ日記

演劇企画ハコボレ 前田隆成のこぼれ話

第参回ハコボレ落語研究会のこぼれ話②

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どうもこんばんは。長らく交信ができていませんでしたが久しぶりの投稿です。

第参回ハコボレ落語研究会がいよいよ明日になりました。本日の前田ガレージでは落語の高座を製作しました。荷物もまとめて準備万端です。今回は落語研究会に関わるメンバーについてお話します。

 

まず、今回の相方、岩田光風(いわた こうふう)漫画の主人公のような名前ですね。

男三兄弟の真ん中っ子。守護霊は兄が戦国大名、光風がお坊さん、弟が犬。だそうです。見事な三段落ち。守護霊が坊さんなのも納得がいくほど、真面目で礼儀正しい、漫画のような好青年。ハコボレのみんなが「光風はええこや」と口をそろえて言います。角居が言うにはハコボレに必要なのは、1に「人柄」2に「挨拶」3に「芝居好き」と少年漫画みたいに語ります。でも確かに岩田は3つを備えていますね。

 そんな人柄の良い岩田君に今回は真逆の役柄を与えました。落ち零れの刑務所帰りの極悪人。まじめが集まるよりは悪人が揃った方がいくらかワクワクするようで。巨漢の彼に詰め寄られると中々に迫力があります。私との身長差は約20㎝。正直怖いですね。普段の生真面目な彼との「違い」をどうか楽しんでください。

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 さて我らがデザイナー馬詰峻。メインのデザインから、カウントダウンの画像、道案内、今回も多数の製作物を仕上げてくれた。多忙な彼はこの落語会では音楽も担当してます。しかも三味線です。私と馬詰の高校では三味線の授業がありましたが、今でも弾けるとは驚きです。しかも演劇の音楽はほぼ感覚で弾いているらしいです。すごいよ。

 今後はギターを舞台袖で弾いてもらって、最終的には舞台上で演奏してもらおうと計画中です。みなさんもお楽しみに。

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 そして「はこづめ」から参加の髙橋可奈。今回二人の衣装を早々に決めて製作開始。稽古二回目にはもう完成した状態で持ってくる驚きの仕事の速さ。彼女自身、今は他のバンドの衣装製作を2つ掛け持ちしているそうで。聞けば「大学から社会人になる最後の春休みに手が鈍りたくない」とこの職人気質。それでも飽き足らず私の染めた藍色の手拭いを加工してペンケースと小物入れを作ってくださいました。見ていただきたいです。コレ。

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ホントに可愛いでしょ。私が欲しいくらいです。私にもっと素材はないのかと詰めてきます。私と身長差は約10㎝あるのに岩田とは別の威圧感です。

小物も是非お手に取ってみてくださいね。

 

 そして最後はこの人。総合指揮/制作の角居香苗。ハコボレの主電源でありエンジンであり旗揚げの時からの仲間。彼女が居なければここまで企画が進まなかったと思います。角居の作業を何しているのか、お答えしましょう。

 各所営業。当日運営。票券管理。稽古場確保。劇場との連携。スケジュール管理。制作。会計。Twitter大臣。お客様窓口。笑顔。etc。もうわかるよね。やばいでしょ。すごいんですよ作業量が。ハコボレの見えていない所を全て担っています。角居は私と一緒にハコボレの未来を考えてくれます。そして「実現する」ことへの過程を、困難でも楽しんで進んでくれます。彼女はもう2020年ハコボレ第二章についての計画を立てて笑っています。僕とほとんど身長の変わらない角居。同じ目線からの笑顔は、岩田とも髙橋とも違う怖さがありますね。

 明日はハコボレの旗揚げ時から関わってくれている吉田さんも受付を製作してくれます。吉田さんはハコボレの舞台全てに関わってくれています。そして受付を華やかにする職人さんです。「角居と吉田」明日は二人が貴方をハコボレへ迎えてくれます。最初の看板です。どうか安心してお越しください。 

 有難いことに今回も公演を発表できることになりました。これはハコボレに関わる皆さんと岩田が力を貸してくれるからで御座います。この力を借りて明日は胸を張って高座に上がります。

明日は阿倍野長屋でお待ちしております。

どうか気になる方はご連絡くださいませ。

晴れるといいな。

 

前田隆成

 

諸事情により、片山直樹はお休みです。また追って彼のご報告を致します。