ハコボレ日記

演劇企画ハコボレ 前田隆成のこぼれ話

好きな物のこぼれ話 落語①

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 ええ、どうも。6月最後の日。今月の交信はこの記事を入れてたった2回。生存確認。私は生きています。最近は気持ちも前向きになれない事が多々ありまして。だから今日は好きな物の話をして気分を晴らしましょう。

 

古典落語が好きで、移動や作業中。寝る前なんかにずっと聞いている。私はもし大学に通っていたら落研に入っていたと思うし、落語家になろうかと思うのは年に何度もある。高校の選択授業で落語を取って置けばよかったと今でも思うよ。

さて。今日は検証からやってみます。

落語の演目を調べずに3分間でどれだけ書けるかを検証しようかと。

 

よーい、始め。

 

文七元結。芝浜。死神。品川心中。らくだ。紺屋高尾。三年目。蝦蟇の油。反魂香。紙入れ。錦の袈裟。六尺棒。夢金。鰍沢。明烏。五人廻し。饅頭怖い。千両みかん。牡丹灯篭。ぞろぞろ。ろくろ首。化け物使い。へっつい幽霊。更屋敷。たちぎれ線香。百年目。三軒長屋。長屋の花見。おばけ長屋。野ざらし。包丁。居残り佐平治。蜆売り。子別れ。

 

おしまい。34演目が出てきた。

少ないのか多いのかわからない。例えばこれを映画好きにタイトルで言わせるともっと出てくるかもしれない。スターウォーズだけでも10作くらいあるだろう。何作あるかは知らない。。

 

さて。この検証で自分の好きな落語の方向性がわかってきた。大きくは3種類に絞られる。家族や夫婦の情愛を描いた人情噺。遊郭を題材にした廓話。幽霊やお化けの出てくる噺。これらの落語が特に好きだ。

 

人情噺は、文七元結。芝浜。しじみ売り

廓噺(くるわばなし)は、紺屋高尾。品川心中。明烏。

霊がでてくる噺は、野ざらし。死神。たちきれ線香。反魂香

 

などなど。これは私の製作する演劇作品にも深く通ずるところがある。義理人情に厚く、程よく色気があり、不思議である。粋であり、洒落が通じる。落語には「好き」な要素が詰まっている。この道は知れば知るほど深く掘り下げてしまうよ。演目は同じでも噺家さんによって違う。演目別に聞きたい噺家さんのリストを作成してニヤニヤしている。

 

私は三遊亭圓生 立川談志 桂米朝 古今亭志ん朝 立川志の輔 立川談春 古今亭菊之丞 柳家喬太郎 桂枝雀 今は亡き師匠もたくさんいますが、それぞれの好きな所はぼちぼち書いていこうと思います。

 

だれか一緒に聴きにいってくれないかなあ。

いこうよ。落語。誘ってくれてもいいのよ。

 

さあ、好きが転じて自分で始めた落語会。次回は7月10日にこっそりと開きます。

2019年3月に行った【落語から演劇へ】落語「反魂香」と演劇「たちきり」という演目をやりますんで。一夜限りの特別な空間をお届けします。

 

SDN2019関連企画「水曜日のオープンセサミ」

■《落語から演劇へ》と「はこがえし」

日時:7月10日(水) 19:30〜21:00
会場:浄土宗應典院 研修室A
料金:500円

◎ご予約はこちら↓
https://www.quartet-online.net/ticket/2019sdn

◎詳細はこちら↓
http://spacedrama.jp/next/post-1750/

 

 

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立川談志の「野ざらし」を聴きながら。

交信をお届けしました。ではでは。また7月に会いましょう。

 

 

隆成